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zoom RSS 呪いと占いをしてあげないと民衆は喜ばない

<<   作成日時 : 2009/11/03 06:34   >>

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 副島隆彦氏は「時代を見通す力」の中で、日本の神道は中国伝来の道教が原型だと仮説を述べています。

(引用開始)P109
 小さな社がやがて大きな神社になってくると、足利(室町)時代の吉田兼倶(1435−1511)みたいな人物が現れてくる。この人が吉田神道というのを作った。吉田神道系は大きな神社勢力になる。
 実は、吉田神道は裏側はすべて呪いと占いだ。だから道教そのものだ。本当のことをいうと吉田神道は道教であり、真実は陰陽道(道教、易学)の思想だ。だから神社の神主といいながら、実は陰陽師である。風水師もやっていた。陰陽五行の易もやった。おみくじを引かせて吉凶の占いもやった。病気退散の厄除けの呪いと、運勢の占い(近未来予測)をやった。何故ならそういう呪いと占いをしてあげないと民衆は喜ばないのだ。民衆にとっていちばん大事なのは、自分たちの健康のことと、近い将来の自分と家族の運命についてだ。
 民衆というのはいつの時代も自分たちの近い未来のことを知りたい。特に女性はそうだ。だから占い師は大事なのである。先祖崇拝も大事だ。それから商売繁盛の祈願だ。自分にふりかかった災厄から逃れるための厄除けの呪いをしてもらいたい。こういうことが個々の人間にとっていちばん大事なことであって、それ以外のことはどうでもいい。今でもそうです。私はしみじみとこのように考えるようになった。だから私は、自分も世の中の為になる占い師(近未来予言者)になろう、と思うようになった。
(引用終了)

 日本古来のものと考えられている神道が、実は道教を原型にしていて、呪いや占いを行うことで庶民の人気を集め、組織を拡大することができたそうだ。私もこの考えに同意します。

 さて、この考え方で「実践倫理宏正会」を分析してみます。(以下、「いや夫」の私見です。)

 実践倫理宏正会は、「倫理修養組織」であり、道徳的な教えを実践しなけれがならない厳しい組織である。その教えは「儒教」に通じるものがあると思う。その一方で、「儒教」は君子が国を治めるために庶民に秩序の大切さを学ばせようと利用することが多く、「君子の思想」である。民衆は、本来「君子の思想」は嫌いなのである。
 実践倫理宏正会では、この倫理を「君子の思想」ではなく、自己の幸福に結びつくものと捉え直した。すなわち「福徳一致」の思想によって、「守れば例外なく幸福になり、はずれれば不幸になるという、真に正しい人間の生活道」として、自然の法則による倫理を打ち立てたのである。
 しかし、中国民衆が実は儒教を嫌うように、倫理の修養だけを説いていてはおもしろみに欠ける。
 そこで取り入れたのが、倍加やお祝い金である。これは、ある意味呪いと占いの要素を含んでいる。倍加を行うことで、その人の幸福を願ったり、または苦手な人と仲良くなれたり、自分に災いをもたらさないですむようにとの呪いの意味が含まれていると考える。多額のお祝い金が横行してきたようだが、お金を出すことで幸福がもたらされたり、災いを避けることができると信じて行われている。お賽銭に通じる考え方である。実践倫理宏正会では、「自ら進んで出す事によって人としての『器』が拡がり(人格が磨かれ)、大きくなった分だけ入る量(器の容量)も増える」としており、お賽銭以上にその見返りを肯定している。

 ということで、本来おもしろみに欠ける倫理修養に、呪いや占いのような要素を加えて民衆の要望に応えたのが、倍加やお祝い金の風習であろうというのが、「いや夫」の私見である。そして、この風習を好むのが女性である。おそらく、このような呪い・占いの要素が取り入れられていなかったら、実践倫理宏正会はこれほど組織を拡大することはできなかっただろう。

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